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韓国レーシック事情と日本


現在では日本でも比較的安価に、いろいろな医院でレーシックを受けることができるようになりましたが、一昔前ではエキシマレーザーを導入している医院が少なく、費用も非常に高額な手術でした。そのため、海外でレーシックを受ける方が多く、レーシックを受けるためのツアーなどが組まれたこともあったようです。

日本の厚生労働省は、諸外国に比べて医療手法や医療機器、医薬品などの認可が下りるのが遅いという指摘をされることがあります。最新の医療機器や医薬品の認可が下りるのは、欧米で認可が下りた数年後という状態で、医薬品の認可が下りていれば救える命があったというような批判を受けることもしばしばです。

反面、審査基準が厳しいと言われるアメリカの食品医薬品局(FDA)並みに厳しい審査で、安全度の高いものだけを認可しているという側面もあります。

いずれにせよ、その認可の遅さのためもあってか、日本でのレーシック普及は欧米や韓国、東南アジア諸国に比べて遅かったため、海外でレーシックを受ける日本人が少なくなかったのです。

中でも、旅費も安くすぐに行くことができる韓国での手術は人気があり、2000年前後をピークに多くの日本人が韓国でレーシックを受けました。当時の韓国では「レーシックブーム」が起こっており、専門医以外の医師がレーシックを行うことが問題になるなど、ちょうど現在の日本と良く似た状況だったと思われます。

当時は、日本でレーシックを受けるには80万円ほどの費用が必要でしたが、韓国ではおよそ30万円ほどで受けることができたため、旅費や宿泊費を足しても日本より安くレーシックを受けることができました。また、日本よりも先にレーシックが認可されていた韓国では、医師の症例数や経験が当時の日本よりも豊富で、腕の良い医師も多くいたようです。

日本でもレーシックが一般的になり、海外ツアーでレーシックを受ける人も少なくなりましたが、その後の韓国では、一部医療業界の不況が騒がれたこともあって、レーシックの手術費用が当時の半額に近い10万円台にまで落ち込んだという話もあります。現在の日本でも、価格競争が激化して10〜20万円台の費用でレーシックを行う医院が出てきましたが、このような流れも韓国のレーシック事情に似ていると言えるかもしれません。

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