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(2)レーシックの意義


角膜の屈折力の矯正自体は、メガネやコンタクトレンズでも可能です。また、レーシックの他にも外科的な手術を行わない矯正法が存在します。では、それらの矯正法ではなく、レーシックを選ぶことの意義・メリットはどこにあるのでしょうか。ここでは、それぞれの矯正法との比較で、レーシックのメリットをご説明します。

メガネとの比較

メガネは、視力の矯正法としては最も安全な方法です。メガネなら何かが直接目に触れることはありませんから、コンタクトレンズや外科手術のような角膜の健康に関わる危険性も存在しません。

その反面、かけたりはずしたりする必要があり、さらにレンズでカバーできる範囲外の視野は矯正できず、激しい動きをするとずれるという欠点があります。また、強度の乱視や、左右の眼で極端に視力が違う不同視の矯正には向いていません。ファッション性の高いデザインのメガネもありますが、場合によっては容姿に悪い影響を与える場合があることも否めません。

レーシックであれば、裸眼と同じ状態で視力が矯正されますから、メガネのように視野が限られたり、器具がずれたりというような心配はなく、ずっと視力は矯正されたままの状態になります。また、左右別々の強さに矯正することも可能なので、不同視があっても問題はありません。容姿もそのままの自分でいられます。

コンタクトレンズとの比較

メガネに比べ、コンタクトレンズでの矯正には優れた点が多くあります。視野はほぼすべてカバーすることができますし、不同視や強度の乱視などの矯正にも向いています。ソフトレンズであれば、多少の運動でも外れることはありません。

しかし、コンタクトレンズは毎日の手入れが煩雑な上、角膜にほぼ直接レンズを乗せるため、眼に健康被害を及ぼす可能性が低くありません。特に、角膜が酸素不足を起こすことの影響は大きく、ルールをきちんと守っていても、長年使い続けることによって、角膜内皮細胞(角膜の最も内側にある細胞層)が裸眼の人に比べてかなり早い速度で減少することが明らかになっています。この細胞は角膜や眼にとって非常に重要な働きをする大切な細胞ですが、再生することはありません。さらに、ソフトレンズを使用するとドライアイのように目が乾燥する症状が出やすくなりがちです。

レーシックでは、手術後、裸眼で生活することができます。術後1年ほどは定期的に検診を受ける必要がありますが、日常的に特別な手入れやケアは必要ありません。また、目が直接大気に触れていますから、角膜に酸素不足などの影響が出ることもありません。手術後一時的にドライアイの症状は出ますが、これは時間とともに改善されるので、コンタクトレンズを常用している場合のように常に目の乾燥に悩まされるという心配はありません。

オルソケラトロジーとの比較

オルソケラトロジーは、医療用のハードコンタクトレンズで角膜の形状にクセをつけて、屈折力を矯正する治療法です。就寝中にレンズをつけてクセづけすることで、日中は裸眼で過ごすことができます。

オルソケラトロジーのメリットは、矯正とは言ってもクセづけをしているだけなので、レンズの装用を止めれば元に戻る、可逆的な治療法であることです。向いていなければ中止することで元に戻り、危険性は通常のハードコンタクトレンズとほとんど変わりません。

しかし、オルソケラトロジーもレンズのケアや毎晩の装用などの手間があり、強度の近視や乱視は矯正できません。また、装用を止めれば元に戻ってしまうため、通常のコンタクトレンズのように一生装用を続ける必要があり、レンズも数年ごとに作り直さなくてはならないため、生涯にかかる費用は安くありません。

対してレーシックは、手術を受けた眼を元に戻すことはできませんが、効果は半永久的に続きますから、継続的な手間や費用はかかりません。また、限度はありますが、強度近視や乱視の矯正も可能です。

レーシックのメリットとは

これらの比較を総合すると、他の矯正器具や矯正法と比べた時のレーシックの利点は、効果が裸眼の状態で半永久的に続き、継続的な手間や費用がかからないという点に集約できます。

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(1)レーシックとは
(2)レーシックの意義
(3)他の手術法との比較
(4)レーシックが抱えるリスク
(5)レーシックの効果と料金
(6)レーシックの適応条件
(7)病院選びの基準

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